マドリードで語学学校に3ヶ月通った感想

スペインに来て3ヶ月くらいたったときのこと。
過去にペルーに数カ月いた時と比べると全然語学力伸びてないなと焦り始める。

マドリード来てすぐにインテルカンビオで知り合った子に、数カ月後になんか全然変わってないよね?と聞くと、うん、とも言われ笑  ちなみにその子は外国人に対して慣れてなく、話すの早いし単語が難しく何言ってるのかよくわからなかった。
同時期にマドリードで会った、日本での友人の友人の弟くんは外国人への話し方に慣れてたからご飯行くときもずーっと問題なくスペイン語でコミュニケーションとれたのに。
相手がゆっくり、難しい語を使わず、理解する姿勢で会話してくれればお出かけとか成り立つレベル。

6、7月は仕事の後に、フラメンコのコースを週2で受けてて時間もお金もなかったので、9月からAILへ通い始めました。 本当は3ヶ月で終わるはずが繰り越しして12月中旬に終わりました。ちなみにこのブログで知り合ったワーホリの子を紹介して2クラス分プレゼントされてました。

https://www.ailmadrid.com/en/

私は下記ページの、週二回の12WEEKSのコースに申し込みました。サイトわかりにくいから直接聞きに行った。

https://www.ailmadrid.com/en/courses/part-time/evening-course

目次

良いところ

繰り越しができる

クラスの24時間前(月曜のクラスの場合は金曜日に言わないとダメ) まで、キャンセルして次回に繰り越し可能。聞くところによると、マドリードで繰り越しができる学校ここのみらしい

レベル・クラスチェンジが気軽にできる

レベルを自分でみて、レベルを上げたり下げたりできます。先生もレベルをみてコメントくれますよ。
また他の都合で曜日を変更したい時も同レベルの違う曜日に変更が可能。テキストのページは変わっちゃうだろうけど。私はB1の後半からスタートし、B2に一回上がったのですが、難しくてちんぷんかんぷんの上にバケーションと重なり欠席が続き、ついていけない、わからな過ぎて身につくものがなかったのでレベル下げてB1へ戻りました。

生活で使う用語が学べる

友人間で使うようなカジュアル表現や、季節ものだとクリスマスの文化&用語なども結構盛り入れてくれて、普段の会話で結構使えます。
テキストには載ってないので先生の言ったことをノートにメモ。

イマイチなところ

クラスのメンバーが変動的で多いと生徒が10人越え。

夏は1、2ヶ月だけマドリードに来てると言う生徒もいました。
人数が多いと先生もいちいち直してはくれません。 私は文法レベルに対して話す、書く能力の方が多分高めだったので、話してる時や書いた文章のミスを直してほしかった

生徒のレベルにバラツキが

テキスト読んで全部すぐ理解できる人が少数、全然理解できない子もいたりと、ときによっては大分バラツキがあり、待ち時間が多い時や逆にわかる子がスラスラ答えて、先生も、はい、わかったねーとわからない人を置いていってしまうこともまぁまぁ多かった印象。

文法用語でどんどんすすめるスタンス

presente perfectoとかimperativoとか言われてもすぐにあの形か!と出てこないので、例を1つ出してから進めてくれればいいのですが、そのまま進み続け、しかも説明がそういう文法用語だらけになるといちいち質問できず、例文とか本文に入ってやっと、あーこの形の話か、とわかり、その前の補足説明が全然頭に入らず‥で悔しくなりました。
日本人だって、助詞とかそんな使わなくない?(小学生でやったっけ)
多分最初から、文法用語ベースでこの学校で勉強してきた人は慣れてるんだろうけど。レベルが上がるにつれて、文法用語を使って説明しないと体系的に勉強できないのもわかるんですが。。
コースが終わるころにはまぁまぁ慣れました。

わかったこと

自分の文法知識の低さ

B1はすでに持ってたけど、このレベルに必要な文法は半分以上知らなかった。感覚とか文章まるごとでなんとなく理解してたことがはっきりした。

時間と内容がそこまで自分に合ってない

仕事後の頭だと1時間経ったところで集中力がつきる笑  集中力が尽きて時計をみると大体まだ30分ある。(1レッスンは一コマ1時間半)
一人で前にtoiecとか勉強してた頃は夜9時から12時までとか連日できてたので、授業のペースやアクティビティの内容的に私の集中力が持たないんだろうな笑

予習・復習は自分で

定期テストはないので自分で復習して頭に入れることが必要。
テストはB1のテキストが全て終わったタイミング、などのみで途中のテストはありません。テスト前に復習だけする授業はあります。
数年前はテスト自体全くなかったらしいので、今後システムが変わることはあると思います。

ただ住んでるだけじゃ伸びない

クラスメイトにもう3年マドリードにいるというアメリカ人とドイツ人がいました。二人とも単語力もあるし一般的な会話は問題なくできているけど、やっぱりネイティブが話しててわからないことが多い、自分の語学力に限界を感じて学校に来てました。
これをコロンビア人の友人に話したら「3年もいるのに?社交が足りないんだね」と言ってました。外国に住んでて、生活で一通り困らないレベルの語学力は付けれる人多いと思いますが、その先のビジネスレベルだったりネイティブと雑談楽しむようになるには現地での過ごし方が重要だと改めて感じさせられました。

お勉強も必要だけど、ネイティブといっぱい話して、テキストして「使うこと!」

総合的に見て

マイナス面も書きましたが、おすすめできる学校だと思います!
家があまり近くないのも延長しなかった理由の一つなので、近くに住んだらまた行くかも。
文法ももちろん、実際に使えるようになるための練習もあるので、自分も頑張ればちゃんと自分の文法レベルにあった会話ができるようになると思います。
少しですが友達もできました。 先生も良い印象の方ばかりでしたし、3人ほどに教わりましたが、先生の教えるレベルに当たり外れはほぼなかったです。

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この記事を書いた人

旅するフリーランス。外資系でマーケ。元米国ディズニー勤務。イギリス留学、スペインワーホリ経験者。海外経験やグローバルキャリアの発信をしています。趣味はダンスと旅行で、渡航国は約50ヵ国。ブラジルで海に目覚め、エジプトのダハブでダイビングの資格取得しました。世界中の海で潜るのが夢。
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