【体験談】スペイン ワーホリで仕事を探す方法 〜 選考の流れとスカイプ面接のコツもご紹介

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スペイン 仕事の見つけ方 ワーキングホリデー

ありがたくも&ラッキーなことに、ワーホリで渡航する前に2社のスペイン企業からオファーをいただきました!

私が仕事探しに使ったサイトと選考の流れ、最後にスカイプ面接のコツをお伝えします。

この記事では体験談をベースにプロセス詳細に書いています。ざっくりとした仕事の見つけ方は、また後ほど別記事でまとめたいと思います。

目次

仕事探しに使ったサイト

Info jobやググって出てきた海外の求人サイトも色々見ましたが、最終的に内定をもらった会社は下記の2つから見つけたポジションです。

 

検索の仕方

LinkedInでの仕事の探し方

地域を「Espana」に設定し、「Japan」や「Japanese」で検索かけてヒットしたところにひたすら応募しました。

LinkedInでいいと思ったところは、メールの連絡先もあれば合わせて履歴書を送付。気になれば返事が来るまで何度でも応募することをお勧めします。

日本と違って返事がなければ何度でも応募、複数の場所からアプローチしてOKです。

エスハポン広場

ギリホリで社会人経験もある人間だったので、レストランと日本語講師は最初は応募せずに、まずはオフィスワーク関連をひたすら応募。

私の場合はすでに海外でのレストラン就業経験や日本語講師経験があるのと、その海外就業の後に日本でweb関連の仕事をしていたので、それに関連するオフィスワークを探していました。

余談

ワーホリ行く前の1年前の秋に普通のビザサポートあり就職目指して、日本語講師も含め応募&面接した時はボロボロで2次面接か1次で落ちてたのですが、一般企業でも履歴書通るなら現地でだったらもっと勝負できる!と思い、ワーホリを決めてからはオフィスワークに絞って探していました。

内定までの流れ

【1社目】e-commerceの会社でマーケティング関連のお仕事 in Madrid

最終的に決めた方の会社です!

応募と選考の流れ

そろそろ仕事探しを再開しようと渡航の2〜3ヶ月前にLinkedInを覗いた時に、ちょうど日本人を探しているスタートアップを見つけて、情報が公開されてから2時間後にLinkedIn応募&メールで送付。次の日にメールで返事、その翌日にスカイプ面接というスピード感。

私の後にも面接するから1週間待ってくれと言われましたが、1週間経つちょい前に、自分から「私が入ったらこんなことができる」というのを箇条書きにしたアピールメールを送信、その返事に対してオファー。と超スピーディに決まりました。
面接一回でいいんかい。って感じですが。

メールのやり取りは、面接するまではスペイン語で行い、面接で英語とスペイン語どっちがいい?ときかれ英語にしてもらってからはメールも英語でするようになりました。(契約関連の細かいことスペイン語だとまだ不安)

オファー後の流れ

オファーもらった後に、勤務時間、改めて給与額の確認、年俸制の支払い回数(スペインは年俸の場合、12回払いと14回払い(12pago, 14pago)があるらしい。14回払いは6月と12月が多めでまるでボーナスのようですがそういうわけではなく、その前に辞めたら損するだけなので、12回払い希望です、と連絡)を確認。

以前ペルーへ行った時に契約書を交わしてなかったせいで色々苦労したので、今回は契約書を作って送ってもらい、こちら側もサインして返送。ちゃんと法的能力があると言っていました。

最後に通勤手当と引越し手当でないか聞いてみましたが、、、交渉するならもっと前でしたね。(その後にオファーもらったもう一社がそれらの手当あったので・・)ただ基本的にスペインには通勤手当はありません。

現地についてからの手続き

現地に着いてからは、サイン済みの契約書NIE、パスポートを持ってNumero de seguridad(=social security number=社会保障番号)のオフィスへ行きます。
あと銀行口座を作ります。私は家の近くにオフィスがあるBanco Santanderにしました。

スペイン人の友人に相談したところ、大手ならどこも大丈夫、とのことでしたので、BBVA、CaixaBank、Banco Santanderのどこかなら問題ないと思います。給与を受け取るための口座なので、Cuenta nominaです。

この口座、フルタイムの契約が終了したタイミングで、毎月12ユーロの口座維持費が取られるようになりました・・。

【2社目】日本企業のIT担当向けのテクニカルサポート in Barcelona

こちらは以前に一度他のプロジェクト※のために応募をして、2時面接でボロボロ(お腹痛くなって途中でトイレに行ったり、私のパソコンが熱くなってファンの音で相手に声が聞こえないとかでテンパった)でダメだった会社なのですが、他のポジションについて先方から連絡が来ました。

エスハポン経由の求人です。

※スペインってプロジェクト単位でポジションができたりするので、そのプロジェクトが終わったら一斉にそのチームは解雇、とかあります。

HRの担当者は前回とは違う方だけど、名前を伝えたら、わかるわかるーと、とても近いところで働いている様子でした。

初回面談

連絡が来た後にメールで興味があることを伝え、HRの子と1対1の面談。
ここではビザのステータスや、いつスタートできるのか、そしてそのプロジェクトや商品に対する知識をめちゃくちゃ教えてくれます。クイズ形式でIT用語これわかる?わからなかったら大丈夫だよ、こういう意味で、ネットでもこうやって探せるよとアドバイス。約1時間ほど。

これ、他の会社でもありそうなんですがHR担当もいい人材を見つけて受からせないといけないので、次の面接のためにいろいろインプットしてくれるための面談です。

この時面談をしたHRの女性、2週間ほどポーランドの実家に帰ってしまい次の選考がだいぶ遅れました。その影響で選考途中に上記の1社目が決まってしまってほぼほぼそちらに決めていたのですが一応何があるかわからないので最後まで進めました。

ペーパーテスト

1次面談の後に、日本語でのモチベーションレター、タイピングテスト(フリーのタイピングテストサイトのスコアをスクショで送付)、英語テスト、ITテスト(どれもググりながらできる)を送られて返送。

日本語チェック&雰囲気チェック

そのあと、すでにその会社で働いている日本人の方から直接私の携帯へ連絡が来て職歴や接客経験について話す。オペレーターされてるだけあってとてもいい感じ。
ついでにビザのことも聞きましたが、現在働いている6人の日本人は会社からのビザサポートは受けてないとのこと。
この日本語チェックは日付が決まっていなかったので一回着信を取り逃してしまい、留守電で確認。翌日にバルセロナからの電話を逃さず出て話しました。国際電話なんてこちらからかけられない^^

スペイン、ヨーロッパのポジションは普通に国際電話かけてくるので就活中は電話もしっかりとるようにしましょう。

2次面接

HRの女性と、実際にプロジェクトで上司となる男性と同僚となる男性との面接。どこの国の人かは不明。

商品やITについての知識をきかれる。私が仕事で実際に使ったことのあるものだったので全く問題ない様子。あと、日本人のお客さんが相手になるから私が日本人向けの対応ができるのか確認された。

この面接のあとにまた同じタイピングテストと英語テストをやれと送られてきたので(内部連携しっかりして!)言われた通りにもう一回送りました。

内定!

2次面接の後、もう一度電話のアポが入り、オファーいただけました!
でも「まだ他社と悩んでるからメールで条件とオファー内容送って」とお願いし、送ってもらったところ、同じ仕事のドイツ語バージョンの条件が送られてきました^^

条件とオファー内容を確認

めっちゃ働く時間が短かった・・・。給与は同じ。
そして契約形態がObra y Servicio(プロジェクトベース。プロジェクトが途中で終わったらクビになる可能性高い)から、Contrato indefinido(期限を設けない契約社員ではなく正社員のような契約)になっていました。これがネックでもう一社に決めてたので心が揺れましたが、仕事内容を考えて他社にしました。

こっちは、リローケーション手当が500ユーロでて、ボーナスも一応あって、レストラン補助もあるらしい。しかし友人がこの会社を調べたところ、「評判のいい会社じゃないからそんなのは信用できない!」とのこと。友人を信じておきます。

ちなみに以前に他のプロジェクトで選考を受けた時は、面談と面接だけで、2次面接の前にテストなどは一切ありませんでした。

まとめ

上記の2つはあくまでも私の例ですが、これからワーホリを目指す方の参考になれば幸いです。

受け身にならずに積極的に問い合わせすることと、何度でも応募すること、あと日本と違い最初の段階でお金の話もしてOKです!安く買い叩かれずに交渉もしっかりしましょう!

スカイプ面談のコツ

長くなりましたが、秋の失敗を経て得たスカイプ面接でのコツを箇条書きにしました。

スカイプ面接で心がけていたこと

  • はっきり、ゆっくり、大きい声で話す
  • 要点をまとめる(だらだら長く話さない)
  • ある程度は準備する
  • スカイプでもビデオはオフにする。
    • ネットのコネクションが悪くなる、などを理由にしてオフにしておくと、事前に準備しているメモを読んだり、その場で調べたりできる!でも最初と最後くらいは出した方が好印象な気がする。

これから仕事探しする方へ

私は以前の失敗と練習があったからこそ、今回仕事探しをした時に履歴書もすぐ出せたし、面接もスムーズにできたのでまずはたくさん応募して練習することをお勧めします。

ちなみに今回の仕事探しでは、約30社に応募しました。そのうち面接までいけたのは5社もなかったと思います。

Muuuy Buena suerte!!

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この記事を書いた人

旅するフリーランス。外資系でマーケ。元米国ディズニー勤務。イギリス留学、スペインワーホリ経験者。海外経験やグローバルキャリアの発信をしています。趣味はダンスと旅行で、渡航国は約50ヵ国。ブラジルで海に目覚め、エジプトのダハブでダイビングの資格取得しました。世界中の海で潜るのが夢。
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