バルセロナといえば、ガウディ建築や美しいビーチ、タパスにサングリア…といったイメージを持つ方が多いと思いますが、実は“文具好き”や“クラフト好き”にもたまらないスポットがあるんです。
それが、旧市街(ゴシック地区)にある大人気の文房具&雑貨ショップ「RAIMA(ライマ)」。一歩足を踏み入れると、まるで“紙とデザインのミュージアム”のような空間が広がっていて、何時間でもいたくなるほど魅力的なお店でした。
ライマの基本情報
• 住所:Carrer Comtal, 27, 08002 Barcelona
• 営業時間:月〜土曜 10:00–21:00(日曜はお休み)
• 公式サイト:https://raima.cat/
場所はバルセロナの中心部・カタルーニャ広場から徒歩数分のところ。観光中にふらりと立ち寄れる立地ですが、外観は意外と控えめで、一瞬通り過ぎてしまいがちです。ですが、一歩中に入るとそこはまるで夢のような文具と紙の世界でした。
1階:雑貨・文房具・バッグ…まず入口からワクワク


お店に入ってまず目に飛び込んでくるのは、カラフルでデザイン性の高い文房具や雑貨たち。ノートひとつ取っても、モダンなものからクラシックなデザイン、和紙柄の和風なノートまで幅広く揃っていて、眺めているだけでも楽しいです。
さらに、トートバッグやリュックなど、文具だけでなくファッション雑貨も販売されていて、ついつい手に取ってしまいたくなります。
2階:まるでロフト?お洋服やスーツケースも

一つ上のフロアに上がると、そこは少しセレクトショップのような雰囲気。洋服やスーツケース、キャンドルなどの雑貨などが並び、文具店というよりも「おしゃれなライフスタイルショップ」といった印象を受けました。
個人的には、日本の「ロフト」に近い感覚に近いかもしれません。
3階:圧巻のペーパークラフトフロア

さらに上の階に行くと、目を見張るようなペーパークラフトの世界が広がります。大きな蝶々や鳥のペーパークラフトキットが並び、アート作品のような迫力。中でも印象的だったのが、洋服で作られたドレスがディスプレイされていたこと。デザイン性とアート性の融合が感じられる素敵な空間でした。


また、大きなサイズの紙がずらりと並んでいて、まるで布屋さんに来ているような感覚になります。紙の種類やデザインも豊富で、購入すると店員さんがその場でカットしてくれるという対応もワクワクするポイントでした。


4階:ラッピング・パーティーグッズ天国


その上の階には、さらに“紙”の楽しさが詰まっています。パーティー用の紙皿やペーパーナプキン、かわいいラッピングペーパー、プレゼント用のボックスなど、用途別に様々な紙製品がずらり。

ここに来れば、プレゼント包装やパーティーデコレーションのアイディアが一気に湧いてきそうです。お土産選びにもぴったりなアイテムが見つかります。
その他:日本の文具やアート用品も充実


ライマでは、インクやカラースプレー、ペイント用の筆などアート用品も取り揃えています。日本でもおなじみのMTのマスキングテープや、「和紙テープ」という名前で和風柄のマステもありました。


私は今回、折り紙を探していたのですが、置いてあったのはかなりビビッドな色味の4色セットと、和柄のデザインものが中心。無地のプレーンな折り紙は見当たらなかったので、「ああ、日本から持ってくればよかったなあ…」と少し後悔しました。
最上階:屋上カフェ&バーでひと休み


そして、最上階には素敵なルーフトップのカフェ&バーがあります。昼間はカフェとして営業しており、コーヒーやスイーツでひと息つくことができます。夜になるとバーに変身し、街の夜景を楽しみながらお酒を飲むことも可能。


また、イベントスペースとしても活用されていて、絵を描くワークショップやレトロ音楽のライブ、ジャズのジャムセッションなども開催されているそうです。まさに「文化と紙と音楽が融合する場所」ですね。
まとめ:文具・雑貨・アート…全部詰まった宝箱のような場所
ライマは、文具や紙ものが好きな方にとって、まさに夢のような場所。各階に個性があり、どのフロアも丁寧に作られていて、歩いているだけでインスピレーションが湧いてくる空間です。
バルセロナの旧市街という観光地の真ん中にありながら、少し奥まった場所にあるため、事前に場所をチェックしていくのがおすすめ。文房具やクラフト好きの方は、ぜひ足を運んでみてください。
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