【ICL体験談4】手術当日の詳細と数日間のレポート

ICL-operation-s

山王病院でICL手術を受けてきました。細かく書いておきます。これから受ける方の参考になりますように!

目次

入院受付

当日の流れ、私は順番間違えてしまったんですけど、本来であればまず1番に一階で入院受付を済ませてそこで保険証、診察券、入院申込書を提出します。
おそらく前回言われてたんだと思います。。ただ受付表に印刷されてなかったので眼科に直行しちゃいました。

眼科でチェックして、日帰り入院へ

実際に夜泊まった近くのホテルより広いw

眼科では、お医者さんが目を見て、目薬を2種類さしたら自分の病室に上がります。
4、5、6階が病室になってるので指定された部屋まで行きます。

私は5階の部屋で、エレベーターで5階に上がったら、すぐ左に受付があり看護師さんがたくさんいるので、その方に連れられて部屋に入ります。

一人の看護師さんが自分の担当ということで一日担当してくれます。(すごいVIP待遇)

入院着と目薬、靴下などが用意されてます

自分専用の病室に来てからも目薬をさして、ここから15分おきに3回さします。
9時頃に入って、9:00, 9:15, 9:30に自分でさします。
「9時50分にはまた眼科に行きます。1時間以内には手術室ですよー」と言われてました。

ここで心を落ち着かせる錠剤も5粒(2粒の2種類と、1粒の1種類)飲みました。

眼科で目の最終確認

車椅子を持った自分担当の看護師さんと一緒に2階へ。
朝の診察は清水先生じゃなかったんですけど、この2回目の診察は清水先生でした。特に問題はないというのでそのまま手術室へ向かいます。

この日同じ時間にいた5人のICL患者専任の看護師さん達が、眼科の外で車椅子持ってピシって並んでるのすごい不思議な光景でした。

手術室のある地下一階へ

眼科での診察が終わると、看護師さんと一緒に地下一階へ。
私と同じ時間には他に4名いて、男性1名、女性1名、ご夫婦1組、と順番で扉が何枚も先に見える部屋に順番に入っていきます。

最初の部屋では、名前の確認後、手首に自分の名前と生年月日が書かれているバンドをまかれ、自分の名前が書かれたシールを足に貼られて、さっき病室で看護師さんに渡した同意書諸々大丈夫ですかっていう確認を聞かれました。

巻かれたバンドはこちら。写真は術後

ここで担当の看護師さんとお別れで、みんなそれぞれのメガネを託しますw
順番にまた1人ずつ別室に連れてかれて、ご夫婦の女性の方が先に、次に男性の方が私と一緒ぐらいのタイミングで別室に入り待機。

待機してる間にも説明があって、その説明してくれた看護師さんがちょっと面白い感じに話して和ませてくれました。
「手術中は、暗くなったりザーッとしたり、チカチカなったりするけど力を抜いてぼーっとしてね」ってと大きなジェスチャー付きで説明してくれました。
我々はもう目がの話でかなり見えない世界だったんで多分大げさな動きで教えてくれたんだと思います。

寒いでしょってタオルもかけてくれて、トイレ行く?というので二人揃って行き、さらに待機。
その時にご夫婦の旦那さんも清水先生を指定しているのか気になり聞いたらそうだというので、この時間の5人は全員清水先生指定してるのかなと思います。
(この数日通ってる間に受付の電話を聞いてても清水先生の指名はかなり多そうだった)

いよいよ手術室へ

最初に旦那さんではなく、私の方が呼ばれて手術室に歩いて入り、その時にはおそらくまだそのカップルの女性の方が片目やってたようで、歯医者さんのような椅子に座ってすぐ目の前にあった、扉の上に大きい画面が3つあって、女性の手術がリアルタイムで見えました。

3mm切ってる最中なのか赤く血が出てるのが見えて、 うわ、こんなに出るのかなと結構怖くびくついたけど、ぼやけてよく見えない。
他の看護師さんやお医者さんもその画面見上げてました。その方の処理が後半戦に入ったら私の方の準備が始まり、「15秒、1分」と時間取ってて、それなんだろうって思ったら最後に洗浄してる時間のカウントでした。

私の方の準備は目薬(麻酔)いくつかさして、歯医者さんみたいな椅子に座った状態で、歯医者さんのようなスライド式の動くライトが出てきます。

「上を向いて、下向いて」と指示され、目の部分だけ穴が開いた布を顔に被せられて(目の周りが粘着シールみたいになってる)、目が閉じないように何かで固定されて、清水先生来てついにスタート。

手術スタート

右目は特にぼーっとするのがうまくできたからか、局部的な痛みを感じなく、ただ眉毛と目と鼻の間の目頭側のくぼんでるエリアあたりがなんかこうちょっと全体的に押されて痛いみたいな感じでした。

最初は真っ暗な中に3,4の光だけが見えてるだけの状態で、それが3mm切ってるところかな?と思いまいsた。
そこからいきなりブワッて明るい世界になって、その瞬間に水が入ったのか、それともコンタクトが中に入ってきたのかという感じで明るくなり、水バシャバシャかけられてて、水と光の世界見てる感じでした。

指でまぶたの上と下をガッツリ、ぐっと抑えられてるから眼球の方に圧がかけられててもそんなに気になりませんでした。

一番最後に「15秒、1分・・」のカウントがあり、洗浄してるらしいんですけど終わったら、「やっと終わった」という感じでほっとしました。
水が垂れ流しで顔につたってる状態で、終わったらベリベリっと自分の顔に被せてる布を剥がされます。
右目終わったら、待機時間になり、その間に男性の方が入ってきてそちらの右目やってたようです。

密室で締切の部屋でやるのではなく、誰かが片方やってる最中に次の患者が順番で入ってくる流れのようです。

男性の右目をしている間、ちょっと待機時間があって最後の洗浄カウントに入ったら私の左目の準備が始まります。

目薬差してから「上向いて、下向いて」と言われて、目だけが見えるシートを頭に被せられます。

左の時は目を開けたままに固定させる機械をいつ付けられたのか全然感じなかったけど、気づいたら開けられてました。さっきさした麻酔の薬を何回も何回もさしてました。

左の方がちょっと緊張しちゃってぼーっとできず。清水先生に「上見過ぎてるから真ん中見て」「それだと下すぎ」と言われて微調整。

そのせいか左の方が一番最初に左側の端っこの方なんかピンポイントで細いもので刺されてるような痛みがあって、あとは右と同じで眉毛の下の目頭あたりが鈍い感じの痛みがあって、やっぱり暗い世界に4つくらいのライトだけが見える時間の後にぶわっていきなり明るい光と水の世界が広がります。何が起きてるのかは何も見えないのが恐怖を余計に感じなくて済みます。
そのあとはずっと水と光が動いてで、最後、左上の方が激痛じゃないんですけどちょっと痛かった。
終わったら、すごい目がしみてて&眩しくて目が開けられない状態に。
「目をぎゅっとしないでー」と言われました。

ちなみに、ご夫婦の旦那さんと待ってる部屋や手術室ではクラシック音楽が流れてました。リラックス効果なのか?

手術終了・・!

病室からの景色

手術が終わってから自分で椅子から降りて、歩いて地下一階の最初の部屋まで行って、そこで車椅子乗せられて看護師さんのお迎えが。

目がしみすぎてて開けられないって状態で上の病室まで連れてってもらって、目があまり開けられないけど薬3種類これから1時間おきにささないといけないっていう説明を受けました。
11時ぐらいに戻ってきたので、病室でてから1時間ほどで戻ってきてました。

3種類の薬を5分空けてさします。そのうちの一つが二つの液体混ぜるやつらしく、看護師さんが作ってくれて色々説明してくれたんだけど、目が開けられなくて見えなくて、よくわからなかったけどw、まぁとりあえず蓋が二段階になっててその上のピンクのキャップを開けなきゃいけないっていうだけわかったので大丈夫です。

スマホのタイマーを使って、11時台に3種類をさして、12時ぐらいにまたさして(5分空けるので1セット15分くらいかかる)、を繰り返します。目を拭くシートがあるんですが、どんどん使いすぎて、退院後の今になって足りてません笑 ほどほどに使うのをお勧めします。

12時のタイミングでお昼が来て洋食の方でデフォルト洋食で、和食にしたい人は希望出すって感じでした。
朝は和食にすればよかったかなとか思ったけど洋食で全然よくって、ハンバーグとスープとあと何かサラダご飯結構ガッツリ食べて、また寝てなんか私がめちゃめちゃ眠かったんでもひたすらずっと寝てました。

再度眼科へ

術後。メガネも思ったよりスッキリしたデザイン

1時頃目薬さすちょい前に看護師さんが来て、あレ?まださしてないのみたいな感じだったんですが、眼科に呼ばれちゃったから下の階へ行ってというので眼科へ行き、Cの文字の上とか下とか言うやつで視力チェック。
目がちゃんと開けられないし、ちょっとぼやけてるしなんかあんまりよく見えなかった。
そのまま普通に見るより、真ん中に小さい穴が空いてる紙から覗いた方がはっきり見えた。

スタッフさんも、「あれ、あんま見えないの?」みたいな感じだったけど、物理的にメヤニか何か異物が目に溜まってるような、何か詰まってる感じがして手で取りたくなっちゃうけど触れない状態なので我慢。

その後、奥の部屋いって目をチェックしたり、気球見るやつや目に空気をシュッとかけるのをやって待機。
その待機時間が結構長くて、他のICL受けた女性も「ずっと待ってるんですけど大丈夫ですか」とか聞いてて、ICL組は結構待たされました。

清水先生のところへ呼ばれて「明日からよく見えるようになりますよ」って優しく声かけてもらい(他のブログで言ってたジェントルマン!って感じ)、商品(レンズ)が入ってたパッケージの箱をもらって「保管してください」って渡されました。

レンズが入ってた箱。不思議な感じ

診察後、本当は受付で明日の予約の確認しなきゃいけなかったけど、ホッとした私はうっかり勝手に上の病室へ行ってしまいました。病室で看護師さんそれ伝えたら確認でしてくれて、印刷された明日の予約表をくれました。

お会計

会計が今までは一階で長時間待たされてたけど、今度は病室で待てるというのと、あと会計が機械じゃなくて窓口で精算とのこと。お金が大金だからだと思うんですけど。

まずは下に会計に行ってくださいっていうことだったので、さすがに入院着から私服に着替えて、(さっきの眼科の段階でもあのご夫婦の女性の方とかすでに着替えてチャキチャキしてたんですが、みんな元気なのかな。私はだるくてずーっと寝てた)
会計行ったら、そのご夫婦がいたので「お疲れ様でした」と少し話し、「ずっと待たされてますー」とのこと。会計のスタッフ3人くらいいるけど、みんなバタバタしてこっちに気づいてるけど見てくれない状態。
この病院の会計システムは改善の余地ありですね。。
前のご夫婦が2人分なので144万払ってて、初めて見る金額表示に写メりたくなりましたw
夫婦でこの金額、リスクのあるものを一緒にできる価値観素敵。

私も72万円をカード払いして(前回5万は前金で払ってる)、黄色い紙の領収書を5階に預けなきゃいけないのでまた5階の病室戻って、その黄色の看護師さんに渡して、休憩。

心配した姉が病院に来てくれることになっていたので、携帯でやりとりし(画面見るのちょっと辛いけど、できる)来るまであと30分ぐらい休憩。もっとずっと寝れそうではありましたw
帰りは、冷蔵庫に入れている目薬4種類をピックアップして退院します。

この記録はこの姉が来るまでの休憩中に、ボイスレコーダーに吹き込んでたものを書き起こした記事になります。

なんか右目の方がゴロゴロしてちょっと開けにくくて違和感がある感じ。あとなんか眉毛の上辺りの頭の下のあたり全体がちょっと頭痛する感じ。
左上の方が開けるのがスムーズかなって感じ。瞬き多くなったり、目をぎゅっとしたくなるのでしないほうがいいんだろうなっていう感じです。

退院してからカフェで休憩

リッツカールトンのカフェ
高級ケーキ。ケーキとお茶で2000円

姉が来てからは近くのリッツカールトンホテルの一階のカフェでケーキを食べてゆっくりし、夜はミッドタウンの和食屋で早めの夕飯を食べ、六本木にとってあって相鉄フレッサインへ。次の日も朝早いのでホテルを取りました。
寝てる間に何かしちゃわないかドキドキです。

翌日

翌日の検査も良好で、そのまま保護メガネを返却して裸眼で帰ってきました。ふ、不安だ・・!
昨日払った費用はこの日の診察まで含まれているのでこのまま帰宅しました。

出血?急遽再度病院へ

術後から左目の黒目の上一部が赤く出血していたのですが、月曜に手術してから2日後の水曜にその出血の赤い範囲が黒目の横から下の方まで黒目に沿って広がってきて不安で再度急遽病院へ行きました。

予約なしだったのでかなーり待ちましたが、優しい高橋先生より問題ないと説明を受けてほっとしました。

・黒目と白目のキワを切ってること。白目の下には細い血管がたくさんあること(なので切れやすい?&治りやすい?というか大きい血管じゃないかた大丈夫ってことかな?)
・元々出血してた血が重力で落ちてきてるだけなので心配なし。新しく血が出てるわけではない。とのこと

手術前に準備しとくと良いもの

今回の出血が心配で、保護メガネを買ったのですが、めっちゃ良かったのでおすすめです。

普段は通常通りにかけて、夜はゴムバンドに付け変えられる優れもの。
これ付けてからの夜の安心感がハンパない・・!つけ心地もいいし、今後花粉対策などにも使えるとのこと。

私が買ったゴーグルは以下になります↓

・女性向けMサイズで、後ろをゴムに付け替えできるタイプです。寝るときに便利!

・小顔な女性にはSサイズがおすすめ

・男性にはLサイズがおすすめ

・ちなみに、ゴムに取り替えはできないタイプだともう少しお安いです。こちらも医療用なので寝相悪くない人なら十分かも。

手術翌日のゴーグル返却時からすぐ使えるように手術前に入手しておくことをお勧めします。

また、術後2週間ほど目薬をさすのですが、その時に目元を消毒するシートが足りなくなって結局買い足したので、こちらも合わせて買っておくと良いです。

お医者さん達は、ゴーグル翌日以降は全然必要ないよ〜と言ってましたが、寝てる間が特に怖いので1週間は付けて寝ていました。

また調べたところ、病院によっては1週間ゴーグルつけっぱなしを指示しているとこともあるようです。姉が10年前にICLをした名古屋の病院では今でも、1週間はゴーグルの指示が出てました。

ついでに下記3点、先生に聞きました

  • いつから運動(ダンス)していいのか。手術前の清水先生は3日後には平気と聞きましたが→(苦笑いしつつ)1週間は避けた方がいい。他の人の手がぶつかっちゃったりするのが危険だからね。
  • お酒はいつからOK?(上司がお酒を送ってくれたオンライン飲み会があって;)→1週間は避けた方がいい。飲んだからって何が起こるわけじゃないけどね、酔っ払ってぶつける方が危険だよ。
  • 目薬はいつまでさすのか→今さしているものは1週間、次の検査後は別の薬でトータル2週間

5日後、目薬がしみるように

シャワーを浴び始めた4日目、術後初めて洗顔をした翌日の5日後(この記事を書いている日)あたりから、1日に4回さす目薬がしみてくるようになりました。

来週の火曜に1週間後検診に行くので聞いてみます。

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この記事を書いた人

旅するフリーランス。外資系でマーケ。元米国ディズニー勤務。イギリス留学、スペインワーホリ経験者。海外経験やグローバルキャリアの発信をしています。趣味はダンスと旅行で、渡航国は約50ヵ国。ブラジルで海に目覚め、エジプトのダハブでダイビングの資格取得しました。世界中の海で潜るのが夢。
詳しいプロフィールはこちら!

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