最近渡航のタイミングについて考えされることがあったので書いておきます。主に、ピソ探しについてのタイミングと、日本での住民税についてです。
ピソ探し
結論から言うと、ピソ探しに重点をおくなら、7月に渡航、Airbnbで数週間過ごし、8月からの入居、がライバルが少なく、かつ場合によっては8月にディスカウント価格で入れます。
7月8月のみ貸し出しているor7月8月のみ安くて、9月以降値上がり（元の価格に戻る）パターンも多いのでそこはちゃんと確認するように。
私は今の家が8月までの契約で９人部屋に疲れたので、9月入居のピソを探していたのですが、9月は学生たちが一斉にくるので競争がそれなりに激しい！9月に入ってから探し始めて長いこと見つけられなかったという日本人の方の話も聞いたので、9月に現地インしてから探すのは避けた方がいいと思います。特にマドリード・バルセロナなどの大きい都市では。
そして8月はマドリードから人がいなくなると聞いていたのですが、本当に人が減ります。みんなバケーションで涼しい北やビーチにロングバケーションに行きます。車も減るので、危険だと言われている公共の電動自転車を練習兼ねて最近は乗りまくってます。
私のピソも９人部屋ですが、8月は空き部屋になってる部屋が多く、今月は４人しかいません。オーナーからすると8月分まるまる収入がなくなるので、8月1日や8月15日から入ってくれる人を必死に探しています。7月末から8月頭はどうにかして8月中に入ってもらおうとするのですが、8月も後半に入ると9月からの入居もすんなりOKの家が多かったです。
私は今の家は8月までの契約で月々マイナス５０ユーロ×４ヶ月のディスカウント、9月以降の部屋に関しては小さい机用のライトが欲しいなとか、タンスに鏡つけて欲しいなとか、椅子変えて欲しいとか場所によってはリクエストできる状況でした。ライトの色とかも黄色系と白系とか変えてくれたりするので聞いてみましょう。
補足・ピソを契約期間より前に出たい時
数ヶ月の契約が可能な物件などはだいたいグレーゾーンの違法な契約をしてるのですが、それで成り立ってるし住民登録もその契約書でできてるのが現状です。そんな感じでだいたい本当の合法じゃないので出たいタイミングで出ることができます。ただ、ほとんどの場合、自分の代わりの人を探す必要があります。そうでないと、フィアンサ（デポジットの家賃１ヶ月分または２ヶ月分）が返金されません。
でも今はBadiと言うアプリで簡単に代わりの人を見つけられるので8月以外は何とかなると思います。ただスペイン語か英語でコミュニケーションが取れないと厳しいかも。
またBadiのモバイルアプリは年齢入力欄がスマホだとShowa何年と日本の年号になり、なぜか１８歳以下と認識されて先に進めないバグがあるので、登録・自己紹介文の編集はPCから行いました。
日本にいた時からいろいろアドバイスをくれたスペイン人の友人に聞いたのですが、契約書に友人を泊める場合は一泊いくらと書いてあるのは違法です。オーナーが勝手に部屋に入れると書いてあるのも違法です。契約より前に退去する場合、フィアンサを返さないのも違法です。そんな違法だらけの契約書ですが、サインするしかないのでサインしました。
住民税
今回住民票を抜いて海外にくるのは３回目です。4月に渡航したのですが、1月1日に日本にいたため、2019年は12月分まで東京都に住民税を支払わないといけませんT_T
すっかりそのことが頭から抜けていたため、実家に電話がきたり、元職場の経理さんにお手数かけたりしました。
来年5月から日本で仕事をする場合、2020年の1月1日に日本にいないため、給与から引かれる税金の額が減り、手取りが多くなります。（前年度、無収入の扱いになるため）
こちらは私の憶測も入るのですが、12月の後半に渡航して、最後にヨーロッパ外の国を数週間旅行して、1月に入ってから帰国をすれば、その次の一年分給与差引額が減ってお得に給与を１年間受け取れるのかな？と思います。
友達を作りやすい時
9月は学生、インターンなどが他のヨーロッパの国からたくさんやってきます。
これもピソとほぼ同タイミングですが、9月からエラスムス（EU圏内で他の国の大学で４ヶ月や半年など勉強してそれを単位として持ち帰れるシステム。羨ましい。）で学生がマドリードにきたり、インターンが始まって新生活を始める人が多い＝友達を求めてる人が多い。同タイミングで着いた人は仲良くなりやすいと私は思います。初めて同士だから、観光も一緒にできるし、バーの開拓も一緒にできます。
私はほぼ同タイミングでマドリードに来たコロンビア人の子と、郊外の街や観光、クラブなどたくさん出かけました。お互い観光やイベント・お祭りが好きだったのもあり気が合いました。過去形なのはもう彼女のインターンが終わってしまったから。でもまだスペインを旅行していて、一緒にトマティーナなど行く予定ですw
仕事を探すタイミング
日本食レストランなどでは時期が関係するのかはわからないのですが、日本である程度営業やマーケティング、スタートアップ、IT系などで社会人経験があり、オフィスワークを求めている方も9月前のタイミングは狙い目なんじゃないかなと予測します。日本でも4月は学校のみでなく仕事の区切りであるようにこちらも9月が仕事やプロジェクトのキックオフタイミングのように思えます。
なぜかと言いますと、ここ最近でLinkedInからスカウトのメッセージが来たり、ちょうど日本人を欲している求人などがあり、この一週間で３社ほどと話をする機会があったからです。
今度スカイプ面接のアドバイスや仕事探しの記事も書こうと思ってるのですが、手遅れになる前に一つ伝えたいこと！
日本人もしかり、EU外から来る人は安く買い叩かれます。スペインは社長、マネージメント、上司など上の立場の人が強く、平社員は立場がかなり弱いです。そして給与もできる限り安く済ませよう、インターン期間をできるだけ長引かせようとします。
仕事がなかなか見つからなくて不利だと思えても、交渉の余地がありそう、かなり気に入られてそう、と思ったらすぐにOKを出さず、ぜひ交渉してもらいたいです・・。これは日本での外資系含め、私の失敗からのアドバイスなので偉そうなことは言えませんが。スペインでは交渉するのが普通、１回目の面接で給与を聞くのも普通です。これ以上日本人が買い叩かれませんように。。
結論
私もまだ４ヶ月しかここにいないので、後で意見が変わるかもしれないのですが、今の所、ピソ、友達作り、仕事探しの観点から7月または8月前半にスペインへ渡航のタイミングが良いかなと思います。
ただ、めっちゃ暑いので経済的に余裕があるならエアコン付きの部屋がいいですね。暑すぎて眠れないと言ってる人が周りに結構います。私は今の家はエアコンあり、9月からはなしの部屋です。
旅行・移動しながらワーホリを過ごす人へ
私だったらこうしたいなと思うのが、夏の期間は北のビルバオ、サンセバスチャン、ガリシアなど北部を横断して過ごす。（ただ家賃もご飯も高いらしい。最初にお金を多く使うのは苦しいし、ご飯が美味しい北部で舌が肥えてしまったら他の地域でそれほど美味しく感じれないかも）フランス人の同僚に写真を見せてもらったのですが、北のビーチもめちゃめちゃ透明度高くて綺麗です。そしてそのままポルトガルへ旅行。冬は南のアンダルシアで過ごす。秋か春に、サンティアゴ・デ・コンポステラへの道を歩く。（人生観変わった！！と絶賛してるイギリス人に会いました）
本当に綺麗な場所がたくさんある魅力たっぷりのスペイン。私もまだまだ旅行したいと思います＾＾と、だいぶ蛇足もたくさんの長い記事になりました；
旅行・お祭り関連や手続き周り、仕事のことなどネタだけ溜まってるのですが、これが知りたいとかあればできるだけ優先して書こうと思うのでコメントお待ちしております。
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