アフガニスタン移民問題から、14年前のトルコ東部を振り返る

新聞の一面で、聞き覚えのある地名が出てきました。

前々からなんとなく気になっていたアフガニスタンの移民問題の記事。以前に行ったことがあるトルコ東部の「ワン」とい町で記者が取材をしたようで、色々思い出したので記事にしました。

トルコ ワン 新聞

トルコの東部はイスタンブールがある西と反対側の東で、イランやイラクと接しています。今その国境にトルコ側から高さ3mの壁が建設中。陸から移民が来れないようにするための壁・・・恐ろしい状況です。

国の位置関係はこちら。ワンはトルコ東部の湖とイランの国境に接した県です。表記はVanでワンと読みます。

トルコ ワン

こちらを見ていただくと、間にあるイランを経由してトルコまで来る必要があることがわかります。

トルコとしてもすでに移民が多く入ってきており、これ以上抱えられない、治安が悪くなる、何より移民に紛れてテロリストが入ってしまう危険があるため、仕方がないことだと言えるのでしょうか。。

移民たちはトルコからさらにヨーロッパを目指すそうです。

【アフガニスタン移民問題についてもっと簡単に詳しく知りたい方はこちら】

特別試し読みが可能です。↓

アフガニスタンで何が起こっているのか?タリバンとは何か?池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題」

動画で確認したい方は日経がわかりやすく5分で解説してくれています。↓

目次

軍を身近に感じたトルコ東部

私がトルコ東部へ行ったのは2007年の夏。

西のインスタンブールや観光地のカッパドキアと違い、全く英語が通じない。HelloとかHow are you?とかいう会話すらできないレベルで(知っていても外国人に慣れてなさすぎて言えないのかも・・?)全てジェスチャーと私が行きたい地名を言うだけでどうにかバス移動していたのを覚えています。

深夜に1人軍人に囲まれた体験

夜行バスでの移動中に、自分だけ外に出るよう言われ、深夜に銃を持った兵隊に囲まれながら、スーツケースを開けるよう指示されて開けました。その時は自分は怪しくないので全然恐怖を感じなかったのですが、今考えるとちょっとした恐怖です。。

お祭り行事での軍パレード

クリックで大きい画像で見れます。

すごく印象的、学生の私には衝撃的だったパレード。

伝統的な衣装を着たダンサーのパフォーマンスがあるものの、まずスタートは戦車&軍隊。そして会場の周りには銃を持った兵隊があちこちで警備。

当時は英語もろくにわからなかったので何を祝う祭典なのか理解できなかったのが残念。

美しいワンの自然と観光地

ワン湖

トルコの東部にはワンという湖があり、複数の県に接しています。透明度の高い水が綺麗です。

オッドアイの猫

このワンエリアには、オッドアイの猫がいます。現地の観光切手のデザインにもなってました。猫好きなので驚き&歓喜でした。

遺跡

観光客が訪れる城あとの遺跡にも行きました。結構危ないところまで登れました。

東部での体験

ワン以外でのトルコ東部での体験を写真で振り返ります。

甘いお菓子に酸味のあるお茶

このお茶、いつでも出てくるので大好きになりました。カッパドキアでは、カーペット屋さんでも営業なしにお茶とお菓子をもてなしてくれたりしました。(今思うと危険・・!)

でも本当に田舎の人たちって全然悪意ないから信じたくなる。

ボランティアで合気道を教える

そもそも何で私がトルコ東部というマイナーな場所へ行ったかと言いますと、ボランティア活動に行ってました。

欧米のメンバー中心に韓国、日本人の15名くらいのボランティアで地元の子供達に色々なアクティビティを提供する楽しい系のボランティアです。私は合気道の黒帯を持っていたこともあり、他の日本人の子達は、折り紙とか紙風船とかを教えていたのですが、期間中ずっと子供達に指導をしていました。

みんな可愛い。もう大人になっているんだろうな。

ちなみに地元新聞に「Aikido Teacher」として何回か紙面を飾っていました笑

ピクニックという名の登山&崖渡り

ボランティアのメンバー+子供たちで広い野原を延々と歩き、山では崖を渡りました。何故か1人馬にちゃっかり乗せてもらっているのはフランス人のボランティアメンバー

崖ではヨーロッパ人の女の子が「無理!」と涙ながらに訴えてました。

道を阻む牛たち

車で移動中、車が止まり何だろうと思ったら、牛が通っているので待つことに。水浴び&水飲みに来たのかな?

伝統衣装を見にまとう女性

イスラム教の国はそれまで行ったことがなかったので、日常的に頭を隠す女性がいる風景は新鮮でした。一番左は道であった女性達。真ん中の女の子はボランティア期間中によく会う機会が多かった、確かお偉いさんの娘さんで、普段はTシャツとか着てましたが、パーティで赤の伝統衣装で踊ってくれました。一番右は男性の伝統の祭りの衣装だったかと思います。

涙のお別れ

何かをするといつか終わりが来るんですよね。

子供達は私たちボランティアとのお別れで最後までお見送りをしてくれました。芸能人かのように車の周りに集まる子供達い囲まれて、最後まで話したり、ビーズのアクセサリなどをくれたり・・本当にこちらがたくさん素敵な気持ちをもらいました。

トルコ東部から湖を渡ってカッパドキアへ

ボランティアを2週間したあと、1人でバス旅行をしました。陸移動でネムルトダーゥとカッパドキアを経由してイスタンブールへ。ぎゅうぎゅうのクルマ達は丸ごと船で運ばれます。車に乗ったまま船に乗るという不思議体験。

ネムルトダーゥ付近の遺跡案内をする少年

ネムルトダーゥの宿から勧められて近くの遺跡に観光に行ったのですが、タクシー運転手+少年と移動し、降りてからは子供だけがガイドでした。

その時はなんとも思わなかったのですが、こんな小さい子が1人でガイドして働かないといけない状況なんだよな。

生まれて初めて目にした貧民街

車を乗り継いで移動している時に、漫画で見るようなスラムを通りました。茶色い家と道路。家はあるものの中が結構見えてたりして、右も左も暑そうに、特に何もせず座ってるスラム街の人々。

茶色い道路には、泥の水溜りができていて、ガリガリに痩せ細った犬がその水を飲んでました。

流石に写真が撮れなかったので微かな記憶をたどって書いてますが、衝撃的でした。

子供に胸を掴まれる体験

スーツケース+バックパック+荷物、で両手が塞がってる状態で道路を移動する私。いきなり小学校中学年くらいの男の子に胸を掴まれました。

言葉も通じないので唸った気がします笑 頭の中で処理できず足早に逃げました。その後に「母親がもういなくて愛に、女性に飢えてるのかな」とか悶々としてました。

危険とか、気持ち悪いとかいう感覚ではなく、何だったんだろうという驚きが大きかったです。

今回ニュース報道を見て、自分に何ができるのかを考えるきっかけになったのと同時に色々思い出して文章にして残しておきました。

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この記事を書いた人

旅するフリーランス。外資系でマーケ。元米国ディズニー勤務。イギリス留学、スペインワーホリ経験者。海外経験やグローバルキャリアの発信をしています。趣味はダンスと旅行で、渡航国は約50ヵ国。ブラジルで海に目覚め、エジプトのダハブでダイビングの資格取得しました。世界中の海で潜るのが夢。
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