世界遺産のシギリヤロック、茶畑の景色が美しい鉄道の旅、スリランカヒョウやゾウに会える国立公園のサファリ…自然と多くの世界遺産で旅人を魅了するスリランカへ行ってきました。
日程
8月3日(土)コロンボ到着→タクシーでシギリヤロックへ→タクシーでキャンディへ
8月4日(日)キャンディからエラの有名な列車へ。紅茶畑など美しい緑の風景を見る
8月5日(月)〜9(金)Mirrisaという南のビーチシティでワーケーション
8月10日(土)ヤーラ国立公園で一日サファリ。朝5-6時から夕方の6時頃まで
8月11日(日)コロンボへ移動。コロンボ泊
8月12日(月)コロンボからインドへ
本当は3連休があれば、エラからヤーラ国立公園に行き、Mirrisaに行くツアーなどもあり効率が良かったのですが、平日はみっちり仕事する予定なのでタクシーを使いまくって移動です。
世界遺産シギリヤロックへ
コロンボからシギリヤへの移動とシギリヤの所要時間
電車やバスを使う方法もありますが、私は事前に予約したタクシーで向かいました。
日本を金曜の深夜便で出て、土曜の朝にコロンボ到着。朝9時に到着で、10時ごろ空港を出てそのままシギリアへ。
シギリヤでは荷物をそのままタクシーに預け、運転手さんがチケット売り場まで付き添ってくれてチケット(35ドル)を買い、歩き始めたのが14時過ぎ。
その後、敷地内を岩に向かって歩いてさらに頂上まで行くのに大体50分でその後は頂上でゆったり休憩しながら写真を撮ったり座って休憩。その後ゆっくり降りてきて、16時頃だったので、トータルで大体シギリヤ滞在時間は2時間でした。行く前は3〜4時間くらい必要かなと思ってましたが、2時間で充分楽しめました。
私は急いでいたため、そのままシギリヤからキャンディへまた同じタクシーに乗りました。
「コロンボからシギリヤ」、「シギリヤからキャンディー」までの合計で100 USドルでした。
2つの予約をまとめてやったので、最初に別々に問い合わせた金額よりは、ちょっとだけ割引してくれました。
これはかなり忙しい人向きのスケジュールなので、あまりお勧めしません。時間があればシギリヤで一泊したり、キャンディー近くのバンダッラなどの観光地に寄る方が多いと思います。
シギリヤロックの服装や持ち物は?
一番気になる靴について、私はNEW BALANCEのスニーカーで行きましたが、現地の人はビーサンに近いサンダルの人もいて、持ってきていたTevaのサンダルでも大丈夫だったなと思いました。階段も結構整ってて登りやすいし、1時間もかからないので、そんなにがっつりした装備じゃなくて大丈夫です。服はTシャツとガウチョパンツに帽子で行きました。動きやすい普段の格好で充分です。
その他、日焼け止めと水とスマホ持ってれば大丈夫です。
キャンディからエラへの列車
前日の夜キャンディに着いて、朝ホテルの人に手配してもらったトゥクトゥクで列車駅へ。欧米人観光客が半分くらいと現地の人で溢れています。
ゆっくり進む電車は癒されるのですが、そのうち飽き出してスマホをいじったり、子供たちはゲームをしてたり、みんな好きに過ごしてました。私は仕事が残ってたので、時々パソコンを開きながら作業。良い景色が出た瞬間に隣の席のオランダ人と教え合って写真を撮ったり。
窓がある一等車に乗っていたので写真がどれくらい撮れるか気になっていたのですが、車両の間に行くとドアが完全に開けられていて、写真を撮ることができます。他の観光客も写真を撮りに来ている人が多いので、「写真撮ろうか?」と声をかけてくれる人も何人もいました。
時々窓側を占領している人がいますが、「ちょっと写真撮りたいのでちょっといい?」と言えば空けてくれます。
よくSNSで見るNien Arches Bridgeは電車の中からでは見れませんでした。特に後半は雨が降ってしまい天気に恵まれず残念。あの写真を撮るにはエラから歩いて行く必要があるようです。
途中駅のHaputaleという駅で降りる人と乗ってくる人が多く、ここで一泊する人も多いみたいです。
キャンディからエラへの列車は事前予約が安心・列車チケットの購入方法
キャンディで数泊する場合は前日などに駅で購入することも可能ですが、私があった旅行者で、当日券が買えなかったと言っている人がいたので、スケジュールが忙しい人は事前に買っておくと安心です。
公式サイトから予約しました。金額は、LKR 7000+サービスチャージ350で、 7350.00(約3,800円)でした。
一等車だとエアコンが効いている代わりに窓を開けられないらしく、SNS用の写真を撮りたい場合は2等車または現地人も乗ってる3等車が良いらしいのですが、サイトで一等車しか空いてなかったので一棟車にしました。(他の代理店などがすぐに買い占めちゃうとかどうとか。1ヶ月前から買えるようになるので、1ヶ月前になったタイミングですぐサイトチェックした方が良さそうです)
公式サイトは、時々落ちたりタイムテーブルが出ないことがあるなど不安定なようです。私も何度かアクセスエラーになりました。
この記事からタイムテーブルが見やすいサイトを見つけたのでこちらの「SALTin OUT HAiR」も参考にしました。
スリランカのヤーラ国立公園ツアー
朝5時起きでヤラナショナルパークに向かいます。
公園のエントランスでは、トイレに行ったり、徒歩圏内でコーヒーやパンも買えるところがあります。トイレはランチタイムまで行けないので、心配な方はここで行っておくことをおすすめします。ちなみにペーパーはないので、自分で持っていきましょう。
国立公園のツアーはインターネットで探した会社でしたが、途上国のツアーあるあるだと思うのですが、2日前に最終的な連絡が来て、メールで支払いリンクが送られてきてオンライン決済をしました。
後から知ったのですが、金額はバギー1台に対しての金額だったので、グループで参加すると割安になるようです。
前日にもう1人のお客が混ざってもいいか?と連絡が来て、OKしてその子から10,000ルピーを受け取ることになりました(私は31,000ルピー払っていたので半額以下なんですが、彼女は予算がそれしかないので、それで良いか?と代理店に打診されました)
私としては、ひとりぼっちより誰かいた方がいいし、少しでもお得になるなら問題ないので、了承しました。また、2人になると別料金のエントランス代が3,000ルピーほど安くなるのでトータルすると半額くらいはお得になりました。
1人の料金:LKR 14,500
2人の料金:LKR 22,300
ヤーラ国立公園のサファリ、半日ツアーか一日ツアーか
私が途中で出会った旅行者は半日ツアーを選んでる人が多く、午前中だけ朝(5時から多分昼前ぐらいまで)または、午後のみ(2時から18時まで)のどちらかで参加していました。半日でもスリランカヒョウをほんのちょっと見れたという人もいました。私も終日ツアーでしたが、午前にほんのちょっと森に向かって歩く姿が見れただけで、言われなければなんの動物かわからない程度でした。
ヤラ国立公園自体が朝6時オープンで夕方の6時には閉まります。
私はフルデイツアーを参加して前後一泊ずつで2泊したんですが、タクシーを使って次の街に移動するのであれば前泊だけでも充分そうです。ツアー終了後ではバスは終わっていました。
もし次があれば、半日ツアーで1泊で充分かな思います。
私が参加した1日ツアーの時に一緒になったイタリア人女子は、エラからタクシーで深夜の2時半ぐらいに出て5時に私のホテルへ来ました。そしてそのままヤラには一泊もせず、トゥクトゥクでミリッサへ向かっていきました。バスで行きたかったようですが、すでにバスがないためそうしたと言っていました。ものすごいスケジュールです。
これを聞いて、タクシーは24時間いつでも対応してくれるってことがわかりましたし、おそらく夜料金とかもかかってないんじゃないかと思います。
ヤーラ国立公園ツアー事前予約方法
Get your guideやViatourだと、1人だと2万円程と5000円くらい割高だったので、ネットでググって出てきた下記の現地のサイトで予約しました。
サイトから申し込み後数時間で下記のメールがきました。追加料金が細かく記載されています。
Full day
PALATUPANA BLOCK 1 – COVERING KATAGAMUWA AS WELL IN THE FULL DAY
Timing 6:00 am to 6:00 p.m
LKR 31,350 tour price
Yala National Park entry tickets
LKR 14,500 – 1 entry ticket
Optional Lunch – USD 10.00 (includes Sri Lankan rice and curries with chicken / 3 bottles mineral water / 3 bottles soft drinks -chilled
Optional – Guide USD 25.00
Safari includes 01 jeep and driver
Guide – half day USD 10.00
日本語 & 日本円にすると下記の金額になります。
パラトゥパナ ブロック 1 – ヤーラ国立公園
日付: 2024年8月10日
終日ツアー:パラトゥパナ ブロック 1 – 終日カタガムワも含む
時間: 午前6時から午後6時まで
ツアー価格: LKR 31,350 (約16,400円)ヤーラ国立公園の入場券
LKR 14,500 – 1枚の入場券 (約7,600円)オプションランチ – USD 10.00 (約1,400円) (スリランカのライスとカレー(チキン付き)/ ミネラルウォーター3本 / 冷たいソフトドリンク3本を含む)
オプション – ガイド USD 25.00 (約3,500円)
サファリにはジープ1台とドライバーが含まれます
ガイド – 半日 USD 10.00 (約1,400円)
SAARC諸国のゲストは1枚のチケットにつきUSD 5.00 (約700円) の割引があります。パスポートが必要です。
ピックアップ – ヤーラまたはティッサマハラマのホテルから、またはキリンダのカフェカルチャーに到着
為替レートは 1 LKR = 0.523 JPY を使用しました。
ヤーラ国立公園のBlock 1とBlock 4&5の違い
上記のサイトでは、Block1を行くFull day ツアーとBlock 4&5を行くFull day ツアーがありました。Block 4&5の方が観光客が少なず手付かずの自然が多くスリランカヒョウを見れるチャンスもあるようですが、スリランカヒョウの群れは主にBlock1にいるとのことで、さらにBlock1の中でもヒョウを見れるチャンスが高いPALATUPANAのfull dayツアーにしました。
ヤーラ国立公園とウダワラウェ国立公園どっちがいいの?
「Yala national park vs Udawalawe」とググって英語の記事をいくつかチェックしました。
どちらの国立公園も自然を感じられ、多様な動物を見れる素晴らしい経験ができると書いてある記事が多くありました。
ヤーラ国立公園
観光客に一番人気。スリランカヒョウの観察チャンスが高い
ウダワラウェ国立公園
山の中で街から離れている。コロンボからこちらの方が近い。Mirrisaなどからも日帰りができるが、主に見れるのがゾウでスリランカヒョウは見れないようでしたので「もうゾウは他の国でも見てきたのでいいかな」と思い、ヤーラにしました。
スリランカでのタクシー移動について
ネット検索して評判が良さそうな下記の会社に依頼しました。
「Travel Beingdo M」
最初は、Sri Lanka Car & Driver Hireという比較サイトからコロンボ-シギリヤを予約したのですが、直接whatappで追加依頼しちゃった方が早いなと思い、直接サイトへ行きwhatappのメッセージで追加し予約しました。返事も早く、やり取りもスムーズでした。
- コロンボ- シギリヤ 50USD
- シギリヤ-キャンディ 50USD
- エラ-ミリッサ 60USD
時間と体力がある方はバスなど公共交通機関を使った方が圧倒的に安いようなので、そちらを検討した方が良いと思います。
コロンボの市内から空港へ
市内から空港へは、現地の人も使う「Airport shuttle」が便利です。コロンボのバスステーションから30分毎に出ています。シャトルバスは600ルピーです。大体300円位ですね。
Uberやスリランカでメジャーな配車アプリのPickmeのタクシーだと3000ルピー(1500円)や4000ルピー(2000円位)かかるのでかなり安くなりますし、エアコンもきいてるので快適です。バスの番号は「187番」です。地元の人(おそらく空港関係で働いている人も多い)が乗るバスで、空港の外の道路に下されます。そのため、空港からこのシャトルに乗るのは至難の技な気がします。
スリランカでおすすめの都市
時間がたっぷりある方へ、私が滞在したビーチ沿いの街と他の旅行者から聞いた街をご紹介
ミリッサ Mirissa
この街で1週間ワーケーションしました。欧米の外国人が多く、彼らに聞くと「バリとか観光地化しすぎてるからここに来た」と言っていました。バリほどは発展してないけど、雰囲気が似てるなと思いました。
ゆったり過ごすのにおすすめです。10月以降のハイシーズンにはビーチに人が溢れるそうですが、この時期はチラホラ人がいる程度でちょうど良かったです。
その他スリランカでおすすめの都市
Trincomalee トリンコマレ
私が行った8月はミリッサはシーズンじゃなくてダイビングできなかったのですが、ここでは実施してるとのことでした。そもそもこの時期は北東部の方が雨も少なくて良いとは調べていたんですが…
Arugam Bay Beach アルガムベイ
複数人の人が行ったと言ってました
Hiriketiya Beach
複数人が行ったと言ってました。私も気になっていたビーチです。
Galle ゴール
コロンボから近く、コロンボ-ゴール間の電車はインド洋が見れて景色も綺麗だそうです。写真を見ると街も美しいです。
その他:スリランカの洗濯物について
メリッサでホステルに2回頼んだのとヤラのホテルで頼みました。メリッサでは1部生乾きの状態で返されたのと、ヤラの方では洗っただけで、全く乾燥なしで濡れたままで返されたので、ひょっとしたら「乾かして返す」というサービスの習慣がないのかもしれません。パッキングする日など直前特に頼むのは避けた方が良さそうです。
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