【2023年】海外旅行やノマドにeSIMがおすすめ!人気eSIMの比較と使い方や設定方法をご紹介

おすすめのeSIM

今では旅に欠かせないスマホ。旅にスマホを活用するようになった当初は、現地のwifiをメインで使用する人が多く、その後レンタルして海外へ持って行けるポケットwifiサービスや、現地の空港やショップで現地のSIMカードを購入して使う方法も一般的になりました。

最近ではオンライン上だけで完結する「eSIM」が急激に広がりをみせており、私も実際に数社のeSIMを使用したところ、その手軽さと利便性に大きなメリットを感じ、海外旅行に欠かせなくなっています。

この記事では、海外で使えるeSIMのメリット・デメリット、おすすめのeSIM、実際に使用した時の使い方を解説していきます。

eSIMとは?

通常のSIMカードはスマホ本体に挿入する必要があるのに対し、eSIMは対応しているスマホであれば専用のアプリやWebサイトから必要なデータをダウンロードするだけで、現地のネットが使えるようになります。

eSIMのメリットとデメリット

eSIMはメリットが多くありますが、デメリットもありますので、ご自身の優先順位に合わせてお選びください。

eSIMのメリット

「空港で購入することができる通常のSIMカード」や「ポケットwifi」と比較したときのメリットです。

・ダウンロードしておけば、飛行機が着いた瞬間からすぐ使える
・荷物が増えない
・紛失の心配がない
国ごと地域ごと、全世界対応など選べる
・アプリやウェブで残量が確認できる
・アプリやウェブですぐに追加購入できる
・安い
・デュアルSIMで、日本の電話番号も活かしておけるのでSMSの受け取りも可能
・SIMショップが空いていない深夜着や早朝着などに着いても関係ない
・空港からネット使ってUber乗れば、レートの悪い空港ATMで現金を下ろす必要がない
・空港着いてから街に出るまでの時短
挿入するタイプのSIMだと、残量の確認が簡単にできないので、残量を心配しながら使わないといけなかったり、いきなり切れてしまう危険があるので「残量確認ができること」「簡単に追加購入(チャージ)」できることはデジタルノマドにとってかなりの利点です。
 
※日本の電話番号で認証などのSMSを受け取る可能性がある方は、ご自身の日本のSIMカードが「海外SMS対応」しているかどうか確認してください。
私はオーストラリアに行った先に、LINEモバイルのソフトバンク回線だったために使えませんでした。LINEモバイルでは、ドコモ回線のみ「海外SMS」に対応してました泣(帰国してから日本のSIMはLINEMOのeSIMにしました)
https://twitter.com/megpon33/status/1609375481471680515?s=20&t=9awhG766p_cO8qLi7yoOdQ

eSIMのデメリット

・自分で設定する必要がある
・電話番号付きのeSIMは少ない
・うまくいかない時に自分で対応する必要がある
・対応している機種であることが必要

まだeSIMに不安がある方は、現地の空港で買って、ショップスタッフにアクティベートまでしてもらったり、事前にamazonなどで買って着いてから挿入するのも手です。ご自身の状況に合わせてご使用ください。

例えば下記のようなSIMは、アジアでもアメリカでもヨーロッパ向けでも、Amzonで簡単に手に入ります。

eSIMで注意すべきこと

ご自身のスマホがeSIM対応機種かご確認ください。「機種名 + eSIM対応」とググれば確認できます。

基本的には、「2018年以降に発売されたスマホ」で「SIMロック解除済み」であれば使用できると思います。下記にeSIM対応機種をご紹介します。

【iPhoneのeSIM対応機種】
iPhone SE(第3世代)
iPhone 13 Pro / 13 Pro Max(デュアル eSIM対応)
iPhone 13 / 13 mini(デュアル eSIM対応)
iPhone 12 Pro / 12 Pro Max
iPhone 12 / 12 mini
iPhone SE(第2世代)
iPhone 11 Pro / Pro Max
iPhone 11
iPhone XR
iPhone XS Max
iPhone XS
eSIM対応の中でも、同時に2つのSIMを使えるデュアルSIMに対応しているのはiPhone13シリーズです。
 
【AndroidのeSIM対応機種】
AQUOS wish
AQUOS zero6
AQUOS sense6
AQUOS sense4 lite
Xperia 10 III Lite
OPPO A55s 5G
OPPO Find X3 Pro
OPPO Reno5 A
OPPO A73
Galaxy Z Flip/Flip3 5G
Galaxy Z Fold/Fold2/Fold3 5G
Galaxy S21/S21+/S21 Ultra 5G
Galaxy S20/S20+/S20 Ultra
Galaxy Note20/Note20 Ultra
Redmi Note 10T
Google Pixel 6a
Google Pixel 6/6 Pro
Google Pixel 5a(5G)
Google Pixel 5
Google Pixel 4a(5G)
Google Pixel 4a
Google Pixel 4/4 XL
HUAWEI P40
HUAWEI P40 Pro 5G
HUAWEI Mate 40 Pro
残念ながらAndroidでデュアルSIMに対応している機種は2023年2月現在確認できませんでした。

eSIMの設定がうまくいかない時の対処法は?

  1. 機内モードをオン・オフする
  2. 電源を落としてから、再度起動する
  3. デュアルSIMで2回線以上オンにしている時は、他のSIMをオフにしてみる

eSIMの選び方は?

それぞれの会社ごとに強みが違います。

カバーしているエリアの多さや、電話番号付きのもの、データが無制限のプランがあること。などです。

下記でご紹介する4社など、いくつかの会社を把握しておき、旅行する地域と日数に合わせて選ぶのがおすすめです。

 

おすすめの海外用eSIMを5社をご紹介

【Airalo】安心の大手で海外旅行におすすめ

海外ブロガーや日本のメディアでもよく紹介されていることが多い大手のAiralo。

国別、地域別(アジア・ヨーロッパ、など)、全世界対応のグローバルプランが用意されてるので、移動が多い人にお勧め。
「85カ国以上で15日有効なグローバルプラン3GB」が24USドル。要アプリDL。

AiraloのeSIMの購入方法と設定方法

Airaloの公式サイトから購入できます。

最初に$3分がもらえる、お得なコード「MEGUMI9213」も置いておきます。

公式サイト

利用にはアプリのダウンロードが必須になります。

Airalo アプリ

AiraloのeSIMの設定で困ったこと

アプリから簡単にeSIMのプロファイルをダウンローして自動設定してくれるので本来なら簡単なはずなのですが、私の時はその設定がうまくいっていませんでした。

カスタマーサポートに連絡し、その返答からヒントを得てデータを3箇所手動で入力したところ使えるようになりました!

【Nomad】アプリ不要で使い勝手がバツグン!

世界を旅するノマドのために作られたSIM。
アプリもありますが、アプリインストール不要でブラウザから簡単操作できるのが個人的に嬉しいです。アプリがどんどん増えるのが煩わしいので。

データが足りなくなったら、スマホサイトから簡単にチャージできます。知り合いのアメリカ人ノマドも使ってました。

Nomad eSIMの購入方法と設定方法

NomadのeSIMはアプリなども不要で全てウェブ完結です。無駄にアプリの数を増やしたくない方はこちらがおすすめ。UIもわかりやすい。

Nomad 公式サイト

日本のサービスで「ノマドSIM」というものもスタートしていましたが、別の会社です。

【Numero】現地の電話番号が取得できるeSIM

日本で使っている電話番号と別に、80の国で現地の番号を持つことができるeSIMです。データSIMを購入し、それにチャージをして通話やSMSで使用します。

ただ、日本人とはLINE、外国人とはwhatapp、マッサージの予約などもウェブサイトやGoogle mapのメッセージ機能からできることが多いので、私の場合は現地の電話番号がなくてもあまり不便ないです。

Numero eSIMの購入方法と設定方法

公式サイトから購入します。

Numero 公式サイト

【Holafly】データ無制限プランが嬉しい

データをたくさん使う人に嬉しい「データ無制限プラン」があるeSIM。
現在データ無制限が対応の国は45カ国ほど。これから対応国も増えていくようです。

Holafly eSIMの購入方法と設定方法

公式サイトから購入します。

Holafly 公式サイト

【Flexiroam】移動が多い人にグローバルデータプランがおすすめ

10GBや20GBなどデータ容量が大きいグローバルプランが安いです。移動頻度の高い海外旅行やノマドにおすすめです。

Flexiroam eSIMの購入方法と設定方法

公式サイトから購入します。

公式サイト

おすすめ5社のeSIM比較

今回ご紹介した5社を、対応地域数、データ無制限プランの有無、日本語サイトの有無、人気のタイ、インドネシアとスペイン、南米のエリア別での比較をしました!

おすすめのプランを黄色マーカーにしています。

AiraloNomad SIMNumeroHolaflyFlexiroam
対応地域数190ヵ国以上100ヵ国以上100ヵ国以上160以上の地域150ヵ国以上
データ無制限×××
日本語サイトありなしなしありなし
タイで1ヶ月15日の無制限で
$19.95を2回買う
= $39.9
20GB $30
30GB $80
40GB $110
50GB $125
なし無制限で $6910GB 24日間で $33
7GB 24日間で $25
インドネシアで1ヶ月3GB $11
5GB $16.5
10GB $24.74
20GB $34
30GB $80
40GB $110
50GB $125
なし無制限で $6910GB 24日間で $36
7GB 24日間で $29
スペインで1ヶ月3GB $8.5
5GB $11.5
10GB $18
20GB $26
3GB $12
5GB $17
10GB $26
3GB $7.99
5GB $11.99
10GB $21.99
無制限で $6910GB 24日間で $24
7GB 24日間で $20
南米で1ヶ月3GB $39
5GB $60
19ヵ国
グローバルプランで
3GB $48
5GB $54
グローバル90日間
20GB $119.99
15日の6GBで、
$47を2回 = $94
7GB 24日間で $41
10GB 24日間で $56
20GB 30日間で $100
コメント1日や7日など日数
の少ないeSIMもあり
30日以下がなく
短期滞在には向かない
アジアの対応国少ない
欧州、南米などは○
無制限プランが
5日〜90日まで
細かくある
7日や15日もあり。
アジアには弱そう

結論:国ごとのおすすめ

【タイに1ヶ月行く場合】

・20GB以下で問題ないならNomad SIM
・それ以上必要ならHolafly

【インドネシアに1ヶ月行く場合】

・少しのデータ容量でいいならAiralo
・無制限がいいならHolafly

【スペインに1ヶ月行く場合】

・少しのデータ容量でいいならAiralo
・無制限がいいならHolafly

【南米に1ヶ月行く場合】

・容量少なめでNomad SIM
・容量多めならFlexiroam

短期間なら海外対応の日本のSIMを使うことも可能!

ahamoなら海外で最初にデータ通信を利用した日から15日間、20GBを月額2,970円で手続きなしにそのまま使うことができます。

また楽天モバイルも2GBまで1,078円で使用できますので、数日などの短期の方なら良さそうです。1GB 500円での購入も可能。アプリを使うのが便利。

どちらもデータ超過後は低速になり、LINEなどのメッセージアプリでのやりとりは可能だそうなので、仕事をしない人であれば候補に入れても良いと思います。

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